ジンとはボタニカルで香りづけした蒸留酒
ジンは4大スピリッツの1つで、穀物を原料としたスピリッツに香草やスパイスなどで香りづけしたものを指します。
素材はボタニカルと呼ばれ、銘柄によって様々なボタニカルが使われています。
アルコール度数は40%前後のものが多いです。
元々は薬酒として作られたもので、独特な風味が人気の理由になっています。
ジンの王道はロンドン・ドライジン
ジンは大きく4つの種類に分けられます。
ドライジン、ジュネヴァ、シュタインヘーガー、オールド・トム・ジンの4種類です。
これらには製法の違いがあり、味わいにも大きく影響を及ぼしています。
最も王道とされているのがドライジンです。
今回は定番のドライジンから7銘柄のおすすめを紹介します。
人気の定番銘柄7選!コスパの良いドライジンが人気
今回はジン初心者でも選びやすい定番のドライジン7つを紹介します。
初めてのジン選びでも、この記事を読めば間違えることなく購入することができます。
それぞれの特徴を知ったうえで、自分が気になるものを選んでみてください!
ボンベイ・サファイア
名称 | ボンベイ・サファイア |
度数 | 47% |
内容量 | 1000ml / 700ml / 200ml / 50ml |
原産国 | イギリス |
公式サイト | https://www.bacardijapan.jp/products/brands/bombay-sapphire/ |
- 250年以上続く歴史あるプレミアム・ジン
- 世界各地から厳選して集められた10種類のボタニカルを使用
- 独自の製法であるヴェイパー・インフュージョンで繊細な味わいに
1761年に誕生し、250年以上の歴史を持つドライジンです。
ブルーに輝くボトルが印象的ですが、味へのこだわりも一級品です。
使用するボタニカルは、世界各地から集められた10種類。
ヴェイパー・インフュージョンという独自の製法を採用して、世界中で愛されるジンが作られます。
ビーフィーター
名称 | ビーフィーター・ジン |
度数 | 47% / 40% |
内容量 | 750ml (47%) / 700ml (40%) / 200ml (40%) |
原産国 | イギリス |
公式サイト | https://beefeater.jp/gin/ |
- 発売当時からロンドンで作られ続ける王道のロンドンジン
- 赤い兵隊のラベルが印象的
- 常備しないバーはないほどの安定した味わい
赤い兵隊がボトルに描かれているのがビーフィーターです。
国内でも流通量が多く、店頭で見たことがある人も多いことでしょう。
1820年の発売以来、ジンの本場・ロンドンで製造され続けています。
9種類のボタニカルを配合して香りづけられた正統派なジンと言えます。
バーでも必ずと言っていいほど常備されている人気の銘柄です。
タンカレー
名称 | タンカレー |
度数 | 47.3% |
内容量 | 750ml |
原産国 | イギリス |
公式サイト | https://www.tanqueray.com/en-gb(英語) |
- 180年以上もの間、守られ続けた秘伝のレシピ
- どっしりとした緑色のボトルと赤い封ろう
- 多くの著名人にも愛されたこだわりぬかれた味わい
どっしりとした緑色のボトルが特徴的で、赤い封ろうのエンブレムもオシャレです。
1830年に発売されてから、これまでレシピが公開されたことはありません。
門外不出のレシピによって華やかさ、爽やかさ、濃厚さを兼ね備えた味わいを実現しています。
厳選したボタニカルを使っているため、他にはない異次元の風味を醸し出します。
フランク・シナトラ、ジョン・F・ケネディなど多くの著名人に愛されたことでも有名です。
翠
名称 | 翠 |
度数 | 40% |
内容量 | 700ml |
原産国 | 日本 |
公式サイト | https://www.suntory.co.jp/wnb/suigin/ |
- 2020年発売の日本人のためのジャパニーズジン
- 柚子、緑茶、生姜が和の雰囲気を醸し出す
- 居酒屋メシと合わせたくなる新時代のスタンダード
2020年に発売された今回紹介する中でも一番新しいジンです。
特徴は3つの和素材によって生み出される独特のフレーバーです。
居酒屋の食事とマッチする味わいを目指して作られました。
柚子、緑茶、生姜の3種のボタニカルが日本人の口に合うジンを味の軸となっています。
ギルビー
名称 | ギルビー |
度数 | 37.5% / 47.5% |
内容量 | 350ml / 700ml |
原産国 | イギリス |
公式サイト | https://www.kirin.co.jp/alcohol/spirits_liqueur/gilbeys/ |
- 創業者のギルビー兄弟が名前の由来
- 歴史あるシトラスの効いたフレーバー
- カクテルベースに最適なまろやかな味わい
1872年に発売され、100年以上の歴史を持つドライジンです。
創業者のギルビー兄弟が由来となっており、一家の秘伝のレシピは今も受け継がれています。
12種のボタニカルを配合したシトラス感の強いフレーバーとなっています。
優しい風味のため、カクテルベースとしても活躍する一本です。
ウヰルキンソン・ジン
名称 | ウヰルキンソン・ジン |
度数 | 37.5% / 47% |
内容量 | 300ml / 720ml / 1.8L (37.5%), 720ml (47%) |
原産国 | 日本 |
公式サイト | https://sp.asahibeer.co.jp/products/spirits_liqueur/gin/willkinson_gin/ |
- ニッカウヰスキーの技術が編み出す純国産ジン
- クセがなく日本人にもなじみやすいスタンダードな味わい
- 素材の風味をまっすぐ感じられる
日本に蒸留所を持つニッカウヰスキーが販売している国産ジンです。
長年スピリッツを製造してきたニッカならではの製法で作られます。
十数種類の素材を組み合わせ、爽やかな甘みとわずかなビター感を演出します。
国産ジンのなかでもスタンダードなジンなので、初心者でも安心して購入することができます。
ゴードン ロンドン ドライジン
名称 | ゴードン ロンドン ドライジン |
度数 | 37.5% / 40% / 47% |
内容量 | 200mL (40%) / 700mL (37.5%) / 750mL (47%) |
原産国 | イギリス |
公式サイト | https://www.gordonsgin.com/en-row/home/(英語) |
- 世界180か国で愛される王道のドライジン
- 高品質な素材を厳選し、上品な味わいを目指す
- 世界初のジントニックを生み出したジン
世界180か国で飲まれ続けている王道ドライジンです。
創設者のアレクサンダー・ゴードンの名がつけられ、世界で初めてジントニックに使われたジンと言われています。
上位5%の高品質ジュニパーベリーのみを使用して作ることで、爽やかで豊かな後味を生みます。
ラベルに描かれるイノシシは勇気と決断力を象徴しています。
ジン初心者はこの中から選べば間違いなし!
今回はおすすめのジン7選をご紹介しました。
紹介したジンはいずれも王道のドライジンで、ストレートやロック、カクテルベースなど様々な飲み方を楽しむことができます。
初めてジンを購入する人は今回紹介した7種類の中から選ぶことをおすすめします。
ジンの楽しみ方は数え切れないほどたくさんあります。
定番のジンで、ジンの魅力を存分に感じてみてはいかがでしょうか?